秋冬の花

一方、多くの鉢花が株の充実させ本格的な開花シーズンを迎える秋から冬にかけては、どんどん花の顔触れも豪華になり、フラワーショップの店頭を見て回るのが最も楽しい季節となります。

この季節の店頭を飾る種類は実に多く、代表的な種類を挙げるだけでも、シンビジュームやデンドロビウム、カトレヤといったお馴染みの洋ラン類を始めとして、シクラメン、アザレア、ポインセチア、デンマークカクタス、プリムラ等、きりが無い程です。いずれも鉢花として大変人気が高く、もちろん家庭用だけでなく贈答用としても大活躍してくれるものです。

この季節はクリスマスや正月と1年のうちでも大きなイベントが連続する事があり、特に贈答品としての花の重要性が高まり易くなります。むしろこのイベントに開花シーズンを合わせるべく品種改良されてきた種類も多く、そのためショップの店頭を飾る種類も豪華で、大変選び甲斐があるのです。

ただ春夏シーズンと違い注意すべきは、フラワーショップの店頭や家庭内と野外の環境の差。気温も湿度もどんどん下がるこのシーズン、多くの鉢花にとって野外の環境は過酷で、無理をすればすぐに花が萎れてしまったり株が根腐れを起こすなど大きなダメージを負ってしまいます。購入し運搬する際は梱包を厳重にすると共に、贈答品として贈る際もしっかりとしたラッピングを施してもらい、フレッシュな状態で贈り先に届けてもらう様十分な配慮が必要なのです。

春夏の花

春夏シーズンは一般的に多くの植物が成長を活発にさせる季節。ですから意外にも鉢花では見ごろを迎える種類は少ないものなのですが、それでも目を引く種類は幾つもあります。それらの中でも代表的な種類が胡蝶蘭(ファレノプシス)。誰もがフラワーショップの店頭で、大きなアーチ状の花茎に多数の大きな白花を連ねる豪華な姿を見た事があるでしょう。

胡蝶蘭は贈答用だけでなく自宅用としても人気が高く、主に数株の寄せ植えで盛んに販売されています。また前述のハイドランジアは梅雨時を代表する花ですし、初夏になればより豪華なクジャクサボテンや月下美人といった大輪系のサボテン類の他、カラー、クレマチス、ミニバラ、ガーベラといった花がシーズンを迎え、ショップの店頭を賑わせてくれます。いずれも現代住宅のインテリアとしてもピッタリで室内栽培目的としても比較的ハードルは低く、贈答品として贈っても大変喜ばれる種類です。

関連HP『贈答用胡蝶蘭取扱いサイト – ORCHID STYLE』

特にこの季節は各種類の花の原産地との環境差が少なくなり、同時に室内外の温湿度差も少なくなりますから、初心者が鉢花栽培をスタートさせるには大変都合が良く、贈答品として贈る上でも大変有利と言えるでしょう。ショップでの購入の際は涼しげなラッピングを施してあげると風情が引き立つかも知れませんね。

季節ごとの花

街中のお洒落なショッピングモールにも洗練されたデザインのフラワーショップの出店が目立つ事から分かる様に、現在においても生活やお祝い事において、それらに彩りを添えてくれる花は必要不可欠なアイテムとなっています。

もはや誰もが知っている事ですが、花には極めて多くの種類があり、その色や形、サイズも極めてバリエーションに富んでいます。しかも重要なのはその季節性。鉢花や切り花、アレンジメント等で市場に出回る花の多くは特定の開花期を有しており、ある種類の花を頻繁にフラワーショップで見掛ける様になれば、その花が咲く季節の訪れを連想出来る程なのです。

良く分かる例を挙げれば、ハイドランジア(アジサイ)の青く鮮やかな鉢植えがショップの店頭に並ぶ様になれば、そう言えば梅雨のシーズンが近づいてきたなと感じますし、シンビジウムを始め豪華な洋ランが店頭の多くの面積を飾る様になれば、暮れも押し迫りクリスマスや正月も間近なのを感じる事が出来るでしょう。

近年になって花き農家の栽培技術も大きく進歩し、本来の開花期以外に出回る花の種類も大幅に増えました。その分若干花が本来持つ季節性は失われつつあるものの、やはりその種類が持つ本来の開花期に咲かせた花が最も立派で、色鮮やかである事に間違いはありません。

入手難易度にもある程度の差はありますが、フラワーショップの店頭に並ぶ多くの花は親しみ易く育て易い花であると言えるでしょう。それでは具体的に、各季節を代表する花にはどんな種類があるのでしょうか?